前回の記事では、クロール25mで息が切れていた私が、練習を重ねることで少しずつ50mを泳げるようになってきた話を書きました。
その中でも、私が特に苦労したのが、
「息継ぎ」
です。
最初の頃は、とにかく息継ぎが苦手でした。
苦しくなる。
焦る。
顔を上げる。
さらに身体が沈む。
そして、もっと苦しくなる。
完全に悪循環です。
そんな私に、コーチが一つずつ教えてくれたことがあります。
今回は、43歳の水泳初心者だった私が実際に教わった、クロールの息継ぎについてお話しします。
※ここで紹介するのは、あくまで私が初心者の段階で教えてもらい、実践した方法です。
息継ぎは「顔を上げない」
私が最初にやっていたのは、
息を吸おうとして顔を上げること。
苦しくなると、当然ですが早く息を吸いたくなります。
そのため、顔を水面から大きく出そうとしていました。
でも、顔を上げすぎると体が沈むんです。
コーチから教えてもらったのは、
「顔を上げるのではなく、隣のコースを見るように」
という感覚でした。
身体を横に傾けながら、顔も一緒に横を向く。
イメージとしては、
顔の右半分は水の中に残して、口だけを水面から出す。
最初は、
「そんな状態で息を吸えるの?」
と思いました(笑)。
でも、実際にやってみると、顔を大きく上げなくても息を吸うことができます。
少しずつですが、息継ぎの感覚が分かってきました。
息継ぎのときは「右腕を伸ばす」
もう一つ、コーチから指摘されたのが、
「水をかき出すタイミングが早すぎる」
ということでした。
私は息継ぎをしようとすると、焦って右腕を早く動かしてしまっていました。
でも、息継ぎのときには、右腕が前に伸びている状態を意識する。
そうすることで、身体を横に向ける時間を少し作ることができます。
私の場合は、
「右腕を伸ばす → 身体を横にする → 息を吸う」
という流れを意識しました。
それまでの私は、
「苦しい!早く息を吸わないと!」
と焦っていました。
でも、動きを一つずつ意識することで、少しずつ落ち着いて息継ぎができるようになりました。
水の中で吐いて、口から吸って、止める
そして、もう一つ大きかったのが、
水の中で息をしっかり吐くこと。
最初の頃は、水中では適当に息を吐いて、顔を上げた瞬間に大きく息を吸う繰り返しでした。
この方法だと、だんだんと呼吸が苦しくなります。
そこで意識したのが、
息継ぎの直前に、①鼻から息をしっかり吐く、②息継ぎでは口からさっと吸う、③息を止める
という呼吸リズムです。
鼻から息を「ふぅぅん!」と強く吐く。
そして、顔を横に向けた瞬間に、口から息を吸う。
その後は、次の息継ぎまで水中で息を止めるというリズムで泳ぎます。
これが、私にとっては水泳独特の呼吸でした。
サッカーなら、苦しくなったらいつでも呼吸できます。
でも、水泳ではそうはいきません。
呼吸するタイミングそのものを覚える必要がある。
ここも、サッカーと水泳の大きな違いでした。
左側しか息継ぎできなくてもOK
ちなみに、私の場合は現在でも息継ぎは左側しかできません。
右側は、まだうまくできません。
でも、コーチからは、
「今の段階では左だけでもOK。」
と言ってもらっています。
これも初心者の私にとっては、かなり気持ちが楽になる言葉でした。
左右どちらでも完璧に息継ぎできなければいけない。
きれいなフォームで泳がなければいけない。
そんなふうに考えていました。
でも、今できないことを無理に増やす必要はない。
まずは、できる側で泳げるようになる。
そこから少しずつできることを増やしていけばいい。
43歳からの水泳では、そんな考え方も大切なのかもしれません。
「息継ぎ」ができると、泳ぐことが少し楽になる
25mで息が切れていた頃の私は、
「自分は体力がないから泳げないんだ。」
と思っていました。
でも、練習してみて分かったのは、単純に体力だけの問題ではなかったということ。
呼吸の仕方。
身体の向き。
目線。
腕を伸ばすタイミング。
そして、力を抜くこと。
一つずつ覚えていくことで、少しずつ泳ぎやすくなっていきました。
もちろん、まだまだ上手ではありません。
それでも、
「前より50mが楽になった。」
この感覚を持てたことは、私にとって大きな進歩でした。
水泳経験のある人からすれば、当たり前のことなのかもしれません。
でも、43歳から本格的に水泳を始めた私にとっては、一つひとつが新しい発見でした。
そして、この頃から少しずつ、
「もっと泳げるようになりたい!」
と思うようになりました。
25mで絶望していた自分が、少しずつ変わり始めた瞬間です。
次回は、そんな私が実際にスイム練習で使っている水泳用品について紹介します。
43歳からトライアスロンを始めるにあたって、最初に何を揃えたのか。
実際に使っているものを写真と一緒に紹介したいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
みんなで一緒にTryしていきましょう!



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